個人的にセルフホストしてるソフトウェア 2021

経緯

 以下の記事を読んでセルフホストできるソフトウェアの使用感含めて見れるのいいなー、もっと読みたいなーと思ったのでまず自分が書いてみることにしました。

自分の利用状況

 VPSとホームサーバーで構築してます。
 セルフホストするためにセルフホストしているので無料サービスに置き換えても良いものが多いです。
 ある程度はDockerで立てていますが、サーバーリソースの兼ね合いで直接動かしているものも多いです。大抵メモリが足りない。

セルフホストの注意点

 サービスの利用規約並みに見飽きた話になりますが、サーバーを外部に公開すると不正にアクセスされる可能性が発生します。
 個人的なデータを盗まれるだけであれば困るのも自分のみですが、他者を攻撃する踏み台として使われてしまうと想像もできない被害に発展してしまうかもしれません。
 なので支障がなければ自宅ネットワーク内で完結するホームサーバをオススメします。最近はラズパイで低予算から始められるのでお手軽。

セルフホストできるソフトウェアの情報源

 基本的に英語。

セルフホストしてるソフトウェア 2021

 開発・CMS・ゲーム関連はなんとなくで探すことがなさそうなので除外しています。

FreshRSS

 最近はTinyTinyRSSを押しのけて有名になった気がするRSSリーダー。
 ウェブサイトのフィードを登録すると更新情報や概要を一覧で見ることができます。
 本当はselfossのほうが好みですが、いろいろな兼ね合いで現在はこのFreshRSSを使っています。

RSS-Bridge

 対応しているウェブサイトのRSSフィードを生成してくれるやつ。
 自力でパースしてRSSフィードを生成する人生に疲れたときの救世主。
 ただし、以下の点に注意が必要。

  • 対応する設定がある特定のウェブページにしか使えない。
  • 対象のウェブページの仕様が変わると対応してもらえるまで動かなくなるかもしれない。

Nitter

 Twitterのフロントエンドですが検索とRSSフィード生成が強力。エゴサに便利。
 自分で建てなくても、インスタンスを公開している方がいるのでそれを使用させてもらう手もある。

GROWI

 日本企業が開発している社内用Wiki的なやつ。
 Markdownで書けて、文書はディレクトリ構造でシンプルに管理。
 検索がElasticsearchで高速。(ただしメモリはそれなりに必要)
 スニペット/買い物メモ/夢日記など、個人で雑多なことを放り込むメモとして使っています。

CodiMD

 Markdownが使えるリアルタイムコラボレートが売りのメモ帳。
 ちょっとした議事録的なものをリアルタイムで共有したり、しっかりした体裁で見せたい文章がある時に使ってます。

bitwarden_rs

 パスワード管理のオープンソースソフトウェアであるBitwardenの互換Rust実装。
 大元のBitwardenもセルフホストできますが、必要メモリが多いので省エネで高速なbitwarden_rsを使っています。

wallabag

 URIを記録しておいて後から見返せるようにするやつ。
 気になったけど出先で読むには長い記事や、後から続きを見たいエロ動画を記録すると便利。
 ブラウザ拡張やスマホアプリと連携すると手軽に使えます。
 最近になって多言語対応で表示を日本語化できるようになってます。

Jellyfin

 ストリーミングで自分の持ってる音楽や動画を再生するやつ。
 家と出先で聞く音楽を管理したり、DLNAでテレビから再生するために使ってます。
 たぶん次のバージョン10.7でバグ修正されて言語設定を日本語にできるようになってるはず。

Nextcloud

 オンラインストレージ。もはや個人セルフホスト界の金字塔とでも言うべき存在。
 個人的な使い方としては外部ストレージに上記のJellyfinのメディアフォルダを登録して管理できるようにしています。

Mailu

 メールサーバーをDockerでまるごと構築してくれるやつ。
 メールの送受信だけでなくWeb管理画面/アンチウイルス/アンチスパム/DKIM/SSL証明書もいい感じにやってくれます。
 管理画面でDNSレコードの提案までしてくれるのを見た時は感動で泣きました。

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