Miniflux 2
公式 : Minimalist Feed Reader – Miniflux
リポジトリ : https://github.com/miniflux/miniflux
一番の注意点ですが、初代のMinifluxとMiniflux 2はかなり違います。初代はPHP製ですが、2はGo製でWebサーバ機能も自前で提供します。
レンタルサーバでの運用はできないため管理権限を持つサーバの所持が前提となりますが、apacheなどのWebサーバに依存せず最小を目指す設計思想から少ないリソースでの利用が可能です。
必要環境
参考 : https://docs.miniflux.app/en/latest/requirements.html
- OS
- GNU/Linux
- Darwin
- FreedBSD
- OpenBSD
- Windows
- Postgresql 9.5以上
前述していますがGo製のためレンタルサーバでは利用できません。
セットアップ難易度
参考(1) : https://docs.miniflux.app/en/latest/installation.html
参考(2) : https://docs.miniflux.app/en/latest/tutorials.html
パッケージとして配布されているインストーラを展開し、事前に準備したPostgresqlへの接続設定とMiniflux2の管理ユーザを設定するだけでほぼ動作します。
OSセットアップ済みのUbuntu環境で確認した際は、公式チュートリアルを参考にして30分程度でフィードリーダーが見える状態になりました。
ログイン画面
不安になるくらいシンプル。
フィードの表示
色合いも含めて最低限の情報しかありません。
フィードの内容を開く場合にページ内で”ぬるっ”と展開されるタイプでなく、別ページへ移動して読むことになるため使い方によってはテンポが悪くなるかもしれません。
一応テーマの変更も対応していますが、付属していたものはダークな色合いへの変更とフォントの変更のみでした。
モバイル親和性
スマホWebブラウザからのアクセス
レスポンシブに表示可能です。
公式に”Doesn’t require to download an application from the App/Play Store”と書いてあるのでスマホのWebブラウザでも十分使えるようにしてあるようです。
スマホアプリからのアクセス
検証にちょうどよいAndroidアプリが見つかりませんでした。
独自のAPIやFever APIに対応していますが、Webブラウザで十分なためアプリの開発や対応が活発でないように見受けられます。
検索
シンプルな見た目ですが、全文検索もできます。
ただし、検証では全角文字列の検索ができなかったため、注意が必要かもしれません。
フィードの登録と編集
フィードURIを入力するとタイトルやサイトURLを自動取得してくれます。
フィードの編集画面で除外や書換のルール設定も可能です。
設定項目
参考 : https://docs.miniflux.app/en/latest/configuration.html#database-connection-parameters
動作に関わる設定の大半はコンフィグファイル(/etc/miniflux.conf)を編集する必要がありますが、一部の設定とユーザ管理はWeb画面から行います。
フィードのインポート/エクスポート
OPML形式によるインポートとエクスポートが可能です。
フィードの自動更新設定
アプリケーションを起動していれば特別な設定無しで自動更新されます。
デフォルトでは60分間隔ですが、コンフィグファイルから設定することで変更も可能です。
Web画面から手動で更新を実行することもできます。
プラグイン
プラグインはありません。
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