FreshRSS – セルフホスト型RSSリーダー探訪

OSS

FreshRSS

公式 : FreshRSS, a free, self-hostable aggregator…
リポジトリ : https://github.com/FreshRSS/FreshRSS

 TinyTinyRSSに盛り上がりでは一歩譲りますが、大まかな機能はほぼ同等だと思われます。
 デフォルトでスマホのWebブラウザから閲覧できたり、SQLiteに対応していたりなどの利点もあるため、要件によっては選択肢に入りそう。

必要環境

参考 : https://github.com/FreshRSS/FreshRSS

  • PHP  バージョン 5.3.8 以上
  • MySQL 5.5.3以上 または SQLite 3.7.4以上 または PostgreSQL 9.2以上

 SQLiteでも動作するため、データベースサーバの用意が必須でないのは便利。フィードが数十万件程度であればSQLiteのほうが高速な場合も多いと思われます。

セットアップ難易度

参考 : https://github.com/FreshRSS/FreshRSS

 ファイルを配置し、アクセス権限を設定し、Webブラウザからアクセスすれば初期設定画面が表示されます。これに必要事項を入力すると設定ファイルが出力されるため、テキストエディタで編集する必要はないです。

ログイン画面

スマホのWebブラウザからもアクセス可能なためか、縦長。

フィードの表示

 デフォルトのテーマだと野暮ったいですが、付属のテーマを試すとだいぶ見違えます。

 表示される順番がフィード内の日付順でなく、フィードを取得した順になってしまうが変更方法がわからない…。

デフォルトテーマ
テーマ変更後

モバイル親和性

スマホWebブラウザからのアクセス

 そのままスマホからアクセスするだけで綺麗に表示されます。
 デフォルト以外のテーマもレスポンシブルに対応しているらしく、見た目も良かったです。

スマホアプリからのアクセス

 昔ながらのGoogleReader APIと今どきのFever APIに対応しているのですが、ちょうどいいアプリがAndroidでは見つかりませんでした。

検索

  複雑な条件でフィードを検索することができます。除外フィルタがない代わりなのか、よく使う絞り込み検索条件を「User queries」として保存して後から呼び出すことが可能です。

フィードの登録と編集

 フィードURIを入力するとタイトルやサイトURLを自動取得してくれます。
 編集画面からタイトルの変更や細かい設定もできます。

設定項目

 ほとんどの設定がWebブラウザから可能です。
 少しだけ気になった点としては、スマホのWebブラウザから表示した場合は設定画面のリンクが表示されませんでした。

共有設定

ユーザ管理

アップデート – 更新があればボタン操作でアップデートできるようです。

フィードのインポート/エクスポート

OPML形式によるインポート/エクスポートだけでなく、記事をJSONにして扱うことも可能です。また、JSONが複数の場合ZIPにまとめて扱えます。

フィードの自動更新設定

参考 : https://github.com/FreshRSS/FreshRSS

 Cron等で定期的に実行。
 Web画面から手動で実行することも可能です。

プラグイン

参考 : https://github.com/FreshRSS/Extensions 

 プラグインでYouTubeビデオ表示や自動リロードなどの機能追加や改善ができるようになっています。

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